Switch２の転売は予想通りにされているんだけど予想よりも冷ややか。つまり、値段がかなり安いと思う。ということでその理由を解説する。
Switch２の転売価格は？
まずはSwitch２の転売価格について解説する
Switch２ は販売前に90,000円とかで楽天やアマゾンのマーケットプレイスで販売されていたから転売価格は80,000円から80,500円を想定していたんだけど、実際には70,000円前後。
つまり、転売ヤーの利益は手数料が10%、送料があるので70,000円-7,000円-850円の62,000円なんだ。これはマリオカート同梱版の価格だから53,980円。利益は8,000円と10,000円を下回る。
PS5が20,000円の利益があったことを踏まえると少ないと言える。
転売価格が安い理由
ということで安い理由を色々考察してみたから紹介する。
抽選が続々とある
現在様々な店舗やECサイトなどで抽選が毎週の入荷分で行われているんだ。
つまり、そのような店舗は一度抽選された人は再度の抽選がないため、そのうち順番が回ってくるので買うことができる。つまり後で手に入れることができるだろうと思っている人が多いと思う。
やるソフトがない
現状で販売されているソフトの目玉はマリオカートワールドだ。シリーズ初のオープンワールドなんだけど、それ以外のソフトは乏しいというのが現実だ。
他の完全新作はシャインポスト Be Your アイドル！とサバイバルキッズ 、Nintendo Switch2のひみつ展くらいとなる。
ほかのゲームはSwitchやその他のプラットフォームでプレイすることができる。つまり、これらのソフトをすぐにプレイしたくなければそこまでの必要性があるわけではない。
縦マルチが予定
販売予定のタイトルでもSwitchでも発売されるソフトもある。そのためSwitch２をすぐに購入する必要は無く、抽選に当選してから購入すればいいと思う人が多いだろう。例としてポケモンの新作はSwitchでも発売されるんだ。
現状Switch２を買う意味
Switchを持っていなければSwitch２を買う意味は大きく見出すことができる。Switchのソフトも動くため、沢山のゲームを楽しむことができる。
一方、Switchを持っているユーザーのメリットは性能向上である。今、マリオカートなどを我慢すればそのうち定価で買うことができるというのが現状だ。
PS5は中国需要で売れた
SwitchのライバルであるPS5は中国需要で転売されていたんだ。中国版のPS5はプレイできるソフトが規制されており、数少ないゲームしかできない。中国国外のPS5を入手することで規制の回避が行われていたんだ。
そして為替の関係から日本が一番安く販売されていた。つまり、日本で仕入れれば安く手に入れることができ、そして輸送費も安い。ということから日本での転売価格が高くなった。
中国に売れない
一方、日本のSwitch２は中国に売れないんだ。その大きな要因となっているのは国内版の本体は中国で利用することは難しいということなんだ。なぜなら日本のeショップしか使えず、日本のクレジットカード語のみしか使えないからだ。
そしてマイニンテンドーストアで販売されている多言語版は数が少なく購入が難しい。
つまり、転売の需要は国内のみであるということがこの辺りの事情を踏まえるとわかる。
一方、海外では全て多言語版のため、中国に転売が予想される。なぜなら中国の正規販売がされないからなんだ。アメリカや香港などは地理的な近さや販売台数の多さから沢山輸出されそうだ。
まとめ
Switch２の転売価格はソフトの少なさもあるが海外での需要無さなどからあまり転売価格が高くないと言える。Switchのソフトができ、これからもSwitchとの縦マルチがある以上ライバルはSwitchであり、いかにSwitchから移行させることができるかが重要となる。現状では本体価格は高いので、Switch2のソフトをプレイすることによって得られる素晴らしい体験をアピールする必要がある。
転売ヤーから買うことについて
転売ヤーから購入することについてモラルや批判が多いんだけど、得られる付加価値を比較して理解して買うのはいいと思う。
個人的には転売価格は安いと思うが転売ヤーからわざわざ買うまではないなという印象だ。現状はSwitchでよく、マリオカートはローンチすぐでなければ楽しめないものではない。冷静な判断が必要であると思う。
