
トイザらスでアウトランダーが発売されるということで、買ってきた。当日は行けなかったが売り場に商品があったため、そこまで人気ではなかったようだ。やはり店舗限定トミカはスポーツカーが強いのかなと思った。
通常版が値上げしたとは言え、825円は1.4倍で割引を考えるとトミカプレミアムと変わらない値段である。そのあたり値段相応と言える価値があるのかレビューする。
元ネタの紹介


東京オートサロン2022に出展された”アウトランダーRALLIART Style”が元ネタだと思われる。
よってこれをどこまで再現されているかどうかを元にレビューしていく。
RALLIARTとは

ラリーアートとは三菱自動車のワークスチームとしてWRCやダカールラリーなどに参戦した。
2010年に活動が終了したが2021年に復活。アジアクロスカントリーラリーに参戦している。
レビュー

今回は屋根が黒色なんだけど袋に入っていた。一方、袋の上から厚紙で覆われている。サイズが小さい車ではないがこのような梱包となっている。タカラトミーの判断基準がわからない。


カラーはホワイト。ホワイトダイアモンドとブラックマイカだと思う。
ボンネット上のアウトランダーの文字は無し。レンジローバーのようなロゴとなっているが再現されていない。

実際にはバンパースキッドガーニッシュはブラックとレッドに塗装されているがトミカではされていない。
前から見ると完全アウトランダーのハイグレードモデルでしかない。


サイドアンダーガーニッシュもスカート部分が塗装されているが再現されていない。サイドデカールはキッチリ再現されている


テールゲートスポイラーも塗装されていない。この辺り再現度は低く、テールランプも明るすぎる印象を受けた。

リヤバンパーガーニッシュも塗装されていない。ハッチバックだがリアガラスまで再現されている。この辺りは高評価ポイントだ。しかし、カシメの影響でリアガラスの形に影響を与えてしてしまっている。

ボディ自体の再現度は高い。

1/63と一般的なスケールミニカーである1/64に近く並べやすい。
まとめ

タンボ印刷などは再現度は高い。しかし、ラリーアートの特徴であるブラックとレッドの塗装が省かれている。しかも装着パーツの再現はもちろんされていない。幸いにも装着パーツは純正に近い印象なので違和感はない。アウトランダー ラリーアートデザイン仕様ではあるがサイドデカールのみの再現はどうかと思った。800円もするんだからしっかり再現してほしい。
東京オートサロンにはトミカも出展している

今回思ったのは東京オートサロンにはトミカも出展しているんだ。だけど、86レースの車両を除いてオリジナルのオートサロンのロゴが入ったトミカなんだ。ハッキリ言ってダサい。
オリジナルのオートサロン限定トミカは今回のトミカのように自動車企業と展示車両を再現したミニカーのほうが良いと思った。