
5月のトミカの発売日は雨だった。だから買うのは諦めて行く気があまりなかったんだ。だから並ばずに12時頃に家電量販店に行ったんだけどまだあった。ということで無事に購入。
最近は通常版のトミカの初回特別仕様はあまり入荷していなかったから無いかなと思っていたんだけど、人気があまり無いのかもしれない。
トヨタ センチュリーとは

昨今は国内外でSUVが人気なんだ。それは一般車だけでなく、高級車市場の中でも例外ではない。
こういった高級SUV市場はロールスロイス カリナンやマイバッハ GLS、ベントレーベンテイガなどがある。
その中でもセンチュリーSUVは高級車のロールスロイスが発売するSUV、ロールスロイス カリナンを意識した1台と言える。スタイリングが非常に似ており、ロールスロイスでは伝統の観音開きであるところをセンチュリーではスライドドアとしている。
また、SUV型を採用することでリア座席をフルフラットモードにすることができるようになった。この辺りはセダンの弱点を克服した形となる。
センチュリーSUVはロールスロイス等にあるコーチビルド(特注車体製作)に対応したサービスを行っているんだ。これによって顧客の様々な要望に対応する。これはセンチュリーでも初めての試みらしい。
レビュー


パノラマルーフ付きのモデルとなっている。カラーリングは八鶴(はっかく)でプレシャスホワイトパールとシルバーだ。

フロントはバンパーはシャーシでグリルはライトパーツで構成されている。バンパーの塗り分けの省略をすることでコストダウンを図っていると思われる。


サイドはシルバーに塗り分けられている。前後バンパーの塗り分けの省略でどこまでコストダウンができるのか気になった。


トミカでも実車の几帳面をしっかり再現している。ドアのノブや給油口の上の段差だ。
几帳面は、平安時代の屏障具の柱にあしらわれた面処理の技法でボディラインを際立たせている。ロールスロイス カリナンでも似たようなデザインとなっている。

鳳凰エンブレムも小さいながら再現されている。一方、リアバンパーのリフレクターは再現されていない。この辺りはワンポイントで印象が良くなるので省略しない方がいいと思う。
また、リアガラスが黒塗りで再現されている。ギミックがサスペンションしか無いのだからプラパーツを採用して欲しかった。

内装は通常版と同じブラックだった。差別点としてミッドブラウンやフロマージュが良かった。そのほうが内装の様子もわかりやすい。

縮尺は1/71だ。元々大きいクルマなので気にならないが欲を言えば1/64に近い縮尺が良かった。箱のサイズから難しいのかもしれない。
まとめ

センチュリーセダンはたまに見るんだけどこのクルマは見たことがないんだ。ということでミニカーで初めて見た。
全体としてはミニカーの出来はいいと思う。しかし、ギミックの無さは要改善。ドア開閉ギミックが欲しかった。またリアガラスが塗られているのも気に入らない。値上げしたとはいえ厳しいということが最近のトミカのラインナップから伺える。
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