
Switch2の抽選に幸運にも当たった。ということで1週間使ってみたので軽くレビューする。
購入の経緯
実は俺はSwitchを持っていないんだ。Switchを買おうか迷っていたら値下げされなかった。
そこで新型の噂が出たので1年以上も待って抽選したという形だ。当たって良かった。正直、結構高かったのもあって繋ぎでSwitch Liteを購入しておくべきだったかなとも思う。今さら言っても後の祭りだが。
買ったのはアマゾン

抽選に当たったのはアマゾンだった。
SanDiskのSDカードが付いたもので60,960円。1万台のうちの1台だ。それにプロコンを買ったから計70,940円だ。高すぎ。
現状買ったソフトはセット販売のマリオカート ワールドのみだ。
Switch2の比率
Switch2はマリオカート同梱版が多く、アマゾンでは通常版の購入台数が2千台のところマリオカート同梱版が4万台。SDカード付きがそれぞれ、1万台が用意されているようなのでかなり当選率に違いがあったのではないかと思う。
本体のレビュー


5万円のゲーム機なんだけどプラスチックが多用されており、Apple製品のような高級感とかはない。あくまでもゲーム機といった印象。ここは軽さのために高級感を犠牲にした超軽量モバイルノートのようだ。

上部は左からゲームカードスロット、イヤホン端子USB-C、排気口、音量ボタン、電源ボタンがある。

下部には左から背面から下部に移動した吸気口とUSB‐C端子、同じく吸気口がある。

SDカードスロットはスタンドの中でプレイ中に外れないようになっている。

スタンドはかなり開くようになっており、最大開閉度はこのくらい。
ドックのレビュー

ドックはSwitchとは違い、丸みを帯びたデザインになっている。これはコントローラーを取り出しやすくするためらしい。
ドックも同じく上から排気される。


左からACアダプタ、HDMI、LAN端子がある。この辺りはSwitchの有機ELモデルと変わらない。
ドック下部やLAN端子の周辺が吸気口となっている。

側面はUSB Type-Aが2つある。

ドックのUSBは隠れており、差し込むと出てくるタイプとなっており、雑に置いても端子が壊れないように配慮されている。子供の扱いにも耐えれそうだ。
また、端子の両サイドは穴が開いており、Switch2本体に空気を送り込むことができるようになっている。


ドックモード。コンパクトなため、テレビの後ろなどに置きやすい。
Switchもなんだけど埃が排気口に入りやすそうな設計。定期的な掃除は絶対に必要だと思う。

一方、寝かせて置くのはすき間があるため、端子に負担がかかりそうだ。
充電器について

充電器は65wなんだけど、充電メーカーのUGREENのモノと比べてもそこまで大きくはない。十分に外出にもって行けるサイズだ。もちろんPCも充電できるし、ケーブル付きで3,980円という値段は高くない。発熱もあまりしない印象なのでSwitch2以外の用途でもオススメできると思う。
良かった点&気になった点
次に良かった点や気になった点を記述していく。
充電グリップ

正直充電グリップは標準でつけていてほしい。わざわざ新たに購入するのが面倒だし、1,000円くらいの値上げで変更出来そうだからだ。
ちなみに充電グリップを買う場合は、Switchでは2,728円だったんだけどSwitch2では3,980円に値上げされている。
携帯モードのフルHDは素晴らしい

SwitchはHDである720pだったんだけど、Switch2ではフルHDである1080pに対応した。
スマホがちょうどWQHDに近いんだけど、フルHDであるSwitch2との違いは正直わからない。十分に綺麗だ。
というのも大画面テレビと違って1インチ中のピクセル画素密度が高く、279ppiだ。これはiPad Air の(264 ppi)よりも高い数値となる。
ドックはAltmode非対応

ちなみになんだけどドックのUSB-CはAltmode非対応だった。これが対応だとモニターから直接給電でき、ケーブルを減らせたんだけどややこしくなるから辞めた可能性も高い。
Switch2はインタフェースの規格に詳しくはない人も買うからだ。
ドックモードは1440p 120fps対応

一応モニターはWQHDの100Hz対応だけどマリオカートは60fpsで動作している。
ソフト側が対応していなければ120fpsにはならないようだ。
要求されるスペックは上がるが違いを感じにくいことからもフルHD以上はロマン枠を抜け出せていないと感じた。というのもゲームに集中しているとあまり気にならないというのが本音だ。
ローンチでサイバーパンク2077の衝撃
発売当初バクで炎上した重いゲームで有名なサイバーパンク2077がローンチで出るのが衝撃的だった。
というのもPS4では性能的に厳しかったため、同程度のSwitch2 はどうなるのか不安だった。しかもハードの性能の把握が完全でないローンチで出したのは驚き。
PS4レベルなら携帯できるようになったという証明だろう。
OSは変わらない

3DSやWii Uからは色々な進化ポイントはあってスゲーと思ったんだけど、Switchと一緒らしい。
Switchの時点で完成していたとも言えるし、それ以上のモノが出来なかったとも言える。
ゲームチャットはいらない
俺みたいな人間にとってゲームチャットは不要な機能。Discordなどがある以上、それ以上に優れた機能があるのかは気になるのでどうにかして使いたいと思う。
ガジェットとしては安い

ハッキリ言ってしまうと大作ソフトでもなければPS4レベルの性能でも構わない。
PS4は十分に綺麗な映像でゲームをすることができるんだ。そしてそれと同等の性能が携帯もできるSwitch2は驚異的なガジェットと言えるだろう。
そしてDLSSやレイトレーシング搭載で5万円は安い。5万円という値段も周辺機器が含まれての値段だ。付いてくる周辺機器も全て買うと26,940円となるため本体のみの値段は実質30,000円ほどだろう。
こう考えるととてつもなく安いと感じる。
子供の玩具としては高い

やっぱり5万円は高い。いやいやさっき安いと言ったじゃないかと思われるんだけどそれはガジェットとしてみた場合。
子供に買い与えるゲームとしては高い。クリスマスと誕生日を合わせた1つのプレゼントとなるような気がする。
最近の親御さんは学習用タブレットやらスマホも買わなければいけないのにゲーム機は値上がりしているから大変だと思う。
Switch2Liteが望まれる

ということで子供の人数合わせて5万円を複数台購入するのは無理。でも子供は自分のSwitch2を望むだろうからLiteモデルが望まれる。なぜなら据置機と携帯機のハイブリッドゲーム機ではあるんだけど、1人用のゲームであるポケモンなどを考えると複数台購入する必要が出てくる。
だからSwitch Lite はSwitchとの価格差が無くあまり売れなかったんだけどSwitch2では売れると思う。
予想価格は30,000円前後だと勝手に思っているんだけどどうだろう。
まとめ

Switch2はサイズ感などからSwitchではなく、Switch有機ELモデルの延長のイメージを持つ製品だ。
Switchを持っていない人こそ発売すぐのソフトがない状況でも楽しめると思う。逆にSwitchを持っているならアップグレードにはなるんだけど現状ではマリオカートとスプラトゥーンのアップデートを楽しみたいかどうかが大きいと思う。
ゲームはソフト次第

ゲーム機はどこまでいってもソフト次第なんだ。ソフトありきで本体を買うため、マリオカートを楽しめない人は現状ではポケモンの数の増加などの快適性による恩恵しか受けられない。
Switch 2で素晴らしいソフトに出会えることを期待してSwitchのソフトをプレイしたいと思う。