
iPhone15に機種変更したのが去年。今年iPhone16やiPhone 16eも出たことだし、使用レビューは少ないので書く。
多分iPhone14も16もだいたい一緒なので買う人は是非参考にしてもらいたい。
iPhone 15の進化点

iPhone 15は”みんなうれしいUSB-C”でお馴染みLightningケーブルからUSB-Cに変わった。これによってようやくPCやAndroidスマホ、Nintendo switchと同じケーブルを利用できるようになった。iPadは2018年から2022年に置き換わったのに。
機種変更のきっかけ

驚かれるかもしれないけどiPhone7を5年間使用していた。性能はゲーム以外に不満はなかったけどバッテリーの劣化がひどい。具体的にはバッテリー状態はサービスで60%だ。
バッテリー劣化は避けられない
バッテリーの劣化は現代のスマホには絶対に付きまとう問題だ。となると買い替える必要があるんだ。
お金が無ければChargeSPOTなる充電サービスを利用しなければならない。利用するとスマホのバッテリーのためにお金を払うことになる。お金が無いのに本末転倒である。
俺も1日2回充電する必要があった。つまり充電残量を気にしながら生活する必要がある。
バーコード決済などモバイル決済が発展した現代社会においてとてつもないストレスだ。面倒だしソフトウェアアップデートがなくなることもあって機種変更した。
選んだ理由

機種変更するにあたってどの機種にするか悩んだ。
PCとコードをまとめるためにタイプCが良かったのでiPhone 15シリーズにすることは決定していた。
画面サイズ

iPhoneは標準的な6.1インチと大きい6.7インチが存在する。ポケットに入ることや片手で持てることを重視し、6.1インチに決定した。
Proか無印か
1番悩んだのはこれだ。Proにアップグレードするには25000円払う必要がある。これに見合った性能なのか悩んだ。
比較表である。
iPhone 15Pro | iPhone 15 | |
重量 | 187g | 171g |
CPU | A15Pro | A14Bionic |
カメラ | トリプルカメラ | デュアルカメラ |
光学ズーム | 3倍ズーム対応 | 2倍まで |
マクロ写真撮影 | できる | できない |
ビデオ再生 | 最大23時間 | 最大20時間 |
USB | USB 3 | USB 2 |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 60Hz |
RAW | 対応 | 非対応 |
重いゲームをしなければ性能は気にしなくていい。iPhoneは1年前のチップでも最高クラスの性能だ。
リフレッシュレートは60Hzでも良いと感じた。というのもスマホの120Hzはスクロールが滑らかになる程度。
それよりバッテリーが減るのが気になる。10Hzから120Hzの可変のはずだが持たない印象が強い。何よりバッテリーのために60Hzで運用することになり、宝の持ち腐れになりそうだった。
カメラが鬼門

カメラは全然違う。望遠レンズが付くことでより被写体の選択肢が増える。その他はどうでもいい要素だった。
結論 無印にした
望遠レンズに25000円の価値はあったが無印にした。
それ以外の要素がいらないものばかりだった。何よりバッテリー持たないのではというウワサが大きかった。求めるものはバッテリーだ。
レビュー

ということで1年使用したiphone 15のレビューだ。
外観について

あまり人気がないっぽいグリーン。マスカットみたいで個人的には好みの色だ。カメラはiPhone16とは違い、斜め配置。
ケース、フィルム共にNIMASOをつけている。
MagSafe対応のケースのためマグネットは強力だ。
画面について

画面サイズ4.7インチから6.1インチは全面になり、表示領域が増えた。これはいい。6.7インチを持ちたくなる気持ちはわかる。実際にブログ記事では目次まで表示領域が増えている。
また、明るいところで画面が見やすくなった。最大輝度1,000ニトと625ニトから増えたため屋外での使用にストレスが減った。何気ないポイントだが個人的にかなり良いと感じた。今までは太陽の下で画面が暗くマップなどが見づらかった。
サイズについて

前面がOLEDディスプレイで覆われていることもあり、表示面積が増えた反面、サイズは大きくはなったがそこまで変わった印象はない。4.7インチのiPhone 7からはひとまわり大きくなったという印象だ。しかし、画面が大きくなった印象が強くそこまで気にならないと個人的には感じた。
また、画像ではiPhone Xの5.8インチとの比較だけどあまり変わらない。
しかし、持ってみると持ちにくくなっている。バンカーリングを付けた方が持ちやすいのでいいだろう。
バッテリーについて
1日持つ。iPhone 15は3,349 mAhもある。対してiPhone7は1,960 mAhである。なんなら60%だったのだ。実質1,200 mAhほど。バッテリーが持たない理由もわかる。
よく持つ印象だが2日は無理。主な利用はブラウジングだけどキツイ。バッテリーは要改良ポイントだと感じた。
MagSafeについて

購入後すぐにQi2対応ワイヤレス充電器を購入したんだけど便利。
欠点はまだ値段が高いことだけど、5Wのワイヤレス充電器なら2,000円以下で買える。まだワイヤレス充電をしていない人は買ってみて欲しい。
USB-Cについて

LightningケーブルからUSB-Cに変わったんだけどケーブルを1本減らすことができた。いつもはPCを持ち歩いているのでPC用ケーブルとLightningケーブル、PCとストレージ接続用ケーブルと3本を持ち歩いていたんだけど2本に減らすことができた。
ゲーム機、スマホ、PC、タブレット全てに対応するUSB-Cケーブルになったことは汎用性が高くなったので良かった。
その他のガジェットを持ち歩かない人にはあまり関係ない点である。
動作について

A16 BionicはiPhone 14Proと同じチップだ。ゲーム性能は高い。ウマ娘もサクサク動く。
ということで性能が上がっていて快適になると思っていた。
表示が早くない
しかし、外出先でウェブページの表示が遅い。iPhone7と変わらない。5年前のスマホだぞ。返せ12万。
原因はモバイル通信速度

使っていたのはドコモ系のMVNOだった。都会で回線が遅い。つまりパケ詰まりだった。外出先ではスマホの性能より回線の方が大事ということがわかった。
カメラ性能について
俺はインキャオタクである。旅行もあまりしない。旅先で写真を撮る習慣がないんだ。つまり世間一般では寂しい奴。カメラは利用しない。
男はカメラはあまり利用しないが輪にかけて利用しない人種だ。
とはいえブログを始めたのでカメラ性能が上がったのは良かったかもしれない。となるとRAW撮影ができる方が良かったかもしれない。買い替える際は、検討する。
まとめ

バッテリー、カメラ、性能、画面サイズが進化。
なんだかんだ言って万人向きに手堅く抑えている印象だった。引き算がとても上手い。
ということで「Proまではいらないかな。」と思っている人にはお勧めできるスマホだろう。
一方、5年でどれぐらい使い勝手が変わるかと思ったがあまり変わらなかった。新たな体験が出来ると思ったがビックリするぐらい何も変わらない。
というのもiPhone7は2016年発売だが、ソフトウェアアップデートはiOS15まであった。つまり、2022年9月まで最新機能を使えたわけだ。(一部機能を除く)
iOS16のロック画面にもウィジェットを表示する機能は便利で、良く利用しているがなければ使わない。その程度だ。
使い勝手が変わらないのは一見悪いように思うが良い点であると感じる。というのも多数の人間は使い勝手が変わるのは困るんだ。なぜなら新たに覚える必要があるからだ。インフラとなった道具であるスマホで変わらないという選択を選んだAppleに賞賛を送りたい。
スマホは成熟した

というのもiPhone Xで全画面、iPhone 11Proの3眼カメラから進化していない。
細分のスペックは向上しているが大枠は変わらない。iPhone 11Proが発売されたのが5年前なのでそれからのスマホの進化は鈍感している。
AIが希望

この現状を打破するのはAIだけだ。
Apple Intelligenceはつまずいている印象を受けているので頑張って欲しい。Appleが進化すればスマホ市場が動く。なんならスマホではない新しいデバイスにも期待したい。
