
またこの季節がやってきてしまった。何を隠そう俺も花粉症である。現代っ子はツライ。
それでいつも通り外から家に帰ってきたんだけど家にいるほうが花粉症がツライ。つまり花粉が家に溜まっている可能性がある。ということで家を安息の地にするべく空気清浄機の導入を検討したというわけ。
基本的に最新機種は高い。

まず家電量販店に行ったんだけど一番安いモデルでも3万5000円くらいする。高い。というのも最新機種しか売ってないんだ。ということでカタログだけもらってきた。
Amazonで安いのはKC-S50

アマゾンで大手メーカーのもので安いのはKC-S50-Wだった。
セール時22,800円 通常24000円程となる。
KC-T50というのがカタログにあるモデルなんだけど型番が違う。しかし比べるとほとんど一緒だった。2024年モデルでは特に新しくなった部分はない可能性がある。
楽天で調べるとKI-RS40

楽天は色々なショップがあるんだけど公式のスーパーDEALSHOPで調べてみるとKI-RS40-Wだった。
32,800円にポイント還元が40%
ポイント還元を含めると20000円以下だ。これはカタログに同じようなものはなかった。
比較する

まずは仕様を確認する。
KC-S50 | KI-RS40 | |
---|---|---|
加湿量 | 500ml | 420ml |
タンク容量 | 2.5L | 2.0L |
寸法 | 幅 399×奥行 230×高さ 613 | 幅 280×奥行 260×高さ 622 |
風量 (m3/分) | 強 3.4 中 2.4 静音 1.0 | 強 4.0 中 2.5 静音 1.0 |
連続加湿時間 | 強 約5.0時間 | 強 約4.8時間 |
中 約6.3時間 | 中 約7.1時間 | |
静音 約12時間 | 静音 約14時間 |
加湿能力はKC-S50の方が強い。タンク容量に関してもKC-S50-の方が大きいため、より長く加湿運転できると思ったがモードによっては逆転している。というのも風量が違うためだ。
サイズはKC-S50が幅が長く、奥行が少ない長方形型。一方、KI-RS40は幅と奥行が同じくらいの正方形型だ。体積としてはKI-RS40の方が小さい。
次に本体と消耗品などにかかる金額を比べてみた。
消耗品価格 | KC-S50 | KI-RS40 |
---|---|---|
本体価格 | 22,000円 | 20,000円 |
加湿フィルター | 2,860円(約5年) | 2,420円(約5年) |
集じん・脱臭一体型フィルター | 3,630円(約2年) | |
集じんフィルター | 4,840円(約10年) | |
脱臭フィルター | 4,400円(約10年) | |
使い捨てプレフィルター(6枚) | 935円(約1ヶ月) | 935円(約1ヶ月) |
使い捨て加湿プレフィルター(6枚) | 1,100円(約1ヶ月) | |
Ag+イオンカートリッジ | 990円(約1年) | 990円(約1年) |
プラズマクラスターイオン発生ユニット(1個) | 3,080円(約2年) | |
消耗品リフレッシュパック 4点セット | 9000円 |
消耗品リフレッシュパック 4点セットの内訳は脱臭フィルター、集じんフィルター、加湿フィルター、イオンカートリッジ、使い捨てプレフィルターとなっている。
そして、メンテナンスにかかる費用を積算であるが出してみた。
KC-S50 | KI-RS40 | |||
消耗品価格 | 9年使用 | 10年使用 | 9年使用 | 10年使用 |
本体価格 | 22000 | 22000 | 20000 | 20000 |
加湿フィルター | 2860 | 2860 | 2420 | 4840 |
集じん・脱臭一体型フィルター | 14520 | 18150 | ||
集じんフィルター | 0 | 0 | ||
脱臭フィルター | 0 | 0 | ||
使い捨てプレフィルター(6枚) | 16830 | 17765 | 16830 | 18700 |
使い捨て加湿プレフィルター(6枚) | 19800 | 22000 | ||
Ag+イオンカートリッジ | 8910 | 8910 | 8910 | 9900 |
プラズマクラスターイオン発生ユニット(1個) | 12320 | 15400 | ||
消耗品リフレッシュパック 4点セット | 9000 | |||
合計 | 70400 | 82535 | 75000 | 86990 |
9年間メンテナンスをしっかりした場合かかる料金は
KC-S50は70400円だ。(本体価格含む。)
KI-RS40は75000円となる。(本体価格含む。)
となる。
10年目のメンテナンスは費用が高い。かかる料金は
KC-S50-Wは82535円だ。(本体価格含む。)
KI-RS40は86990円となる。(本体価格含む。)
となる。
空気清浄機はメンテナンスが高い。ちょっと度肝を抜かれる金額となった。
しかし、意外にもプラズマクラスターイオン発生ユニットなどがあるKI-RS40が滅茶苦茶高くなる予想だったから5000円程の違いで収まることに驚いた。
KC-S50の特徴

加湿空気清浄機のスタンダードモデルである。KI-RS40と比べると加湿量が多い。

給水タンクは水筒のようにキャップを締めることができ、給水時に水をこぼすことがないようになっている。 KI-RS40ではトレーとなっているため、こぼす可能性がある。
加湿運転の切り替えが可能。加湿ボタンを押すことで切り替えができ、加湿したい時やしたくない時に切り替えが可能。
KC-S50のデメリット

デメリットはプラズマクラスター7000であること。25000との違いは、空気中に浮遊しているにおい原因菌や付着しているカビ菌、ウイルス、フェイスケアなどに効果がないという違いがある。

ちなみに空気清浄機のフィルターでカビ菌とウイルスは捕集してくれるらしい。プラズマクラスター25000じゃなくても良いかもしれない。
KI-RS40の特徴


20,000円台であるにも関わらず、高濃度プラズマクラスター25000搭載していることである。より綺麗に空気を清浄することができる。
KI-RS40のデメリット

これはデメリットになるんだけど加湿運転の切り替えができない。加湿しない運転はできるんだけど、給水トレーの水がないことが条件となる。
つまり、水を入れると常に加湿運転となるんだ。これは明確なデメリットだと思う。
加湿したときは水を入れるから良いんだけど、加湿したくない時は水を捨てるしかない。いちいち面倒くさい。
まとめ

個人的にはKC-S50に惹かれる点が多いという印象を受けた。というのも加湿ボタンや給水タンクなど使い勝手の部分に違いがあり、KI-RS40では痒い所に手が届かないと思ったからだ。
プラズマクラスター25000は良いのかもしれない。でも使い勝手が悪いというストレスには代えがたいと感じた。

個人的には上位機種のスマホ連携機能とかいらないと感じた。使い勝手が良くなるのに必要なコストが高くペイしない。コスパが悪いと思う。まあ酸っぱい葡萄なのかもしれないが。
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