
軽トラがトミカプレミアムに。個人的にはダイハツ・ミゼットがプレミアム化するのではないかと思っていたのでサンバーが選ばれたのは驚きだった。ちなみに軽自動車としてもスバル360に続いて2車種目。
発売日はクラウンの比べてもそこまで台数が多くなく、同じくらいの入荷台数ですぐに売り切れたという印象だった。やはり、車種によって売れ行きが変わるということがこの辺りからもわかる。
スバル サンバーとは

農道のポルシェという異名を持つ。スバルのスポーツカー?
RR(リアエンジンリアドライブ)でポルシェと同じ駆動方式なんだ。だから、別名「農道のポルシェ」と呼ばれている。普通の軽トラFR(フロントエンジンリアドライブ)で後ろにエンジンがあるのはMRのホンダアクティとサンバーだけなんだ。
また、そのレイアウトの特性上ターボを搭載することができず、スーパーチャージャーが搭載されている。
レビュー


めちゃくちゃクオリティが高い。内装のヘッドレストやシートの再現度も高いし、改善点はワイパーくらいだ。

アンダーグリル、フロントガラスのモールは塗り分けられていないけどトミカでそれを求めるのは酷だと思う。それ以外は完璧と言える。


サイドに関してはあおりのゲートプロテクターが黒くないくらい。スチールホイールやドアノブはしっかり再現されている。


あおり止めレバーや蝶番等もしっかり再現されている。

テールランプやバックランプマフラーまで塗装されており、クオリティは高い。

ガードのロールバーもしっかり再現。安全のためプラパーツを採用し、太いがここまでの再現しているのはすごい。ロールバーは室内に引っ掛けられて固定されているんだ。これはすごい工夫がされている。

エンジンフードももちろん再現されている。

縮尺は1/55とトミカとしては一般的。なんだけどでかく感じた。
なぜならキャブがデカイから

家にあったキャリィ(ボロボロ)の10代目と比較すると一目瞭然だった。キャブ(乗員室部分)のサイズが大きい。

横から見ても一目瞭然。

長さはともに軽自動車の規格ギリギリの3,395mmなんだけど、明らかに違う。

実際にはキャリィのキャブサイズは少し小さいと思う。なぜなら中古の画像などを調べてみてみたんだけど、御台の長さとの比較するするとキャブサイズが小さいと思うからだ。
だからサンバーのキャブサイズがデカイというわけではない。
まとめ

非常にクオリティが高いミニカーだった。トミカとして押さえるべき所をしっかり再現しているのは高評価ポイントだった。また、ガードのロールバーの出来が良く再現度も高い。今までのトミカでは再現されていなかった部分だからすごい。
明らかに買いのミニカーなんだけど、トミカプレミアムだからバリエーションが期待できないのがもったいない。サンバーは赤帽と呼ばれる郵便局の配送車などに採用されているが、トミカリミテッドや通常版のトミカではギフトセットなどの発展が見込めるがプレミアムではあまりない。そのため出来が良いのに残念だと感じた。
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