テスラが日本で「モデル3」を最大55万円値下げし、国の補助金込みで新車が399万円というニュースが報道された。
テスラは2025年3月に「モデルS」「モデルX」が終売となり、フラッグシップがなくなる日本でどのように販売されるのか注目だったんだけど、400万円ならアリだと思う。
ということでトミカのレビューなんだけど、12月発売。今5月。普通に忘れていた。そんなかわいそうなテスラをレビューする。
テスラ モデル3とは

電気自動車の最大手テスラが4番目に発売した、コンパクトラグジュアリーセダンだ。コンパクトと言っても1,850 mmもあるんだ。これでアメリカではコンパクトなんだから日本でアメ車は厳しい。
また、NUMMIというトヨタとテスラの共同生産工場で生産されているらしい。こういった既存の工場を利用してトヨタという生産技術を持っている企業と提携することでコストダウンするのは流石である。
ミニカーのレビュー


マイナーチェンジ後の「モデル3 Upgraded」だ。個人的にはこちらのデザインのほうが好み。
色はウルトラレッドで18インチ フォトンホイールのモデルだ。

ライトやテスラのロゴはしっかり再現されている一方、バンパーグリルが塗装されていない。


実車ではフロントフェンダーにカメラがあるんだけど、周辺が黒くなっている。一方、トミカでは再現されていない。サイドマーカーは塗られていることが多いがこの辺りは省略されている。


実車ではグラスルーフになっているがトミカでは再現されていない。しかし、段差を極力無くすことで努力している。
ホットウィールでは再現されているだけど、おもちゃだから強度が必要なんだ。その分ピラーが太くなってしまっているから一長一短なんだ。

テスラのロゴやテールランプはしっかり再現されている。一方、ナンバープレート取り付け部の右側に「DUAL MOTER」のロゴがあるんだけど再現されていない。

グラスルーフを限りなく再現しようとする意図を感じる。

マイナーチェンジ後に大きくなった真ん中のヘッドレストも再現。

グラスルーフ部分とウインドウに段差があるのは残念だ。R35GT-Rなどはもっと段差がなかったと思う。

縮尺は1/64に近い1/63。スケールモデルミニカーと自然に合わせることができる。
まとめ
グラスルーフが欲しかったんだけど強度上の問題で仕方ない。そこ以外は高品質なミニカーと言える。
またフロントは黒の差し色がないため、実車よりも更にのっぺらぼうという印象を受ける。しかし、ライトのLEDまで再現されているためタカラトミーとしてはコストの関係上、トレードオフなんだろう。実際、ライトのLEDがなければ印象は大きく変わっていたと思うのでライトの再現を優先してくれて良かった。

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