今回レビューは食玩であるランドクルーザー70だ。というのも売れ残りなのか半額で売られていたんだ。ということでシビックとランドクルーザーを購入した。ほかにもあったからこのシリーズをたくさん入荷したみたいなんだけど、売れなかったので1ケース丸々半額で売っていたのかもしれない。
ランドクルーザー70とは

ヘビーユーティリティ系のランドクルーザーとして1984年に登場したんだけど、後続モデルはないから現在まで約40年間にわたって生産されているロングセラーモデルなんだ。実際、日本では2004年まで販売されていたんだけど、その後も2014年に一度目の再販。その後、2023年に2度目の再販がされており、日本でも需要があるモデルなんだ。
レビュー


光沢のあるソリッドなブラックのボディカラーをまとっていて、この黒がランドクルーザー70の持つ武骨でタフなイメージを一層引き立てていて、存在感があるんだ。
ちなみに最近のトミカではないからドアが開く。

ヘッドライトはクリアパーツが使用されており、実車の雰囲気をうまく再現している。
グリルもトヨタエンブレムがタンポ印刷で再現され、バンパーは綺麗なシルバーカラーで塗装されている。細部まで塗り分けられているのが嬉しい。


実車のプロポーションをうまく再現しており、シンプルながらも重厚感デザインをうまく再現している。内装はベージュだと思うんだけど、2014年再販版はグレーのみ。海外ではベージュの設定があるようだから海外仕様かもしれない。


ピックアップトラック仕様ということで、荷台部分は実車同様別のパーツで再現されている。
プラスチックの成形色なのは残念だけどコストを考えれば仕方ない。

テールライトも赤く塗装されており、抜かりなし。

1/71で小さい部類だと思うんだけど、最近のクルマの大型化で1/68とかが普通になっているからそんなに大きい印象はない。実際、全長が5,270 mmで全幅が1,770 mmだから長い印象を受けるが、幅は5ナンバーから少し大きい程度だ。
昔のモデルと比較

2015年に発売されたモデルと比較する。2015年版は左側で国内仕様が元になっており、ブルーで内装はグレー。

グリルのラインは標識セット版の方がハッキリしており、実車に近いと思う。

サイドも実車同様だが、ホイールはメッキではなく黒い方が良かったように思う。


標識セット版はボディカラーと荷台の色が微妙に違う。2015年版は同じ色なのでこの辺りはしっかり再現して欲しかった。
まとめ
精巧なディテールでありながらギミックがあって良い。ランドクルーザー70の特徴的な角ばった形がうまく再現されている。 ヘッドライトやテールライト、グリルがしっかり再現されているから再現度が高いミニカーなんだ。
そしてなにより、このモデルの最大の魅力は左右ドア開閉アクションが搭載されているところなんだ。最近のトミカではドア開閉ギミックが省略されがちなんだけど、このランドクルーザー70はしっかり可動し、トミカ本来の「遊べる」要素を満たしている。内装を覗き込む楽しみもあって良い。
付属の標識について

トミカ標識セットだから標識が付属しているんだ。これはミニカーと合わせて飾るのは雰囲気が出て良いんだけど、肝心のトミカワールドでは歩道がないから微妙かもしれない。
総評

以前通常品として発売されていたランドクルーザー70なんだけど、昔はギミックがあって良かったと思った。定価660円だから今のモデルとそう変わらないんだけどギミックがあって良い。トミカってこんなものだったと良さを再確認できるモデルだった。
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